早起きおじさんの独り言

おはようございます。林です。

現在、6時45分。宿直明けでデスクにいます(笑)

何人かの利用者の方から不安の声を頂いたので

個人的な所感を述べたいと思います

長くなるので興味のない方は読まずに飛ばしてください(笑)

「私達はもうみはま苑に来れなくなるの?・・・」

これは何を意味しているでしょうか?

何人かの方からこのような趣旨の質問がありました

共通しているのは皆さん要支援1、2の方です

新聞等で出ていたりしたのでもうお分かりの方もいるかと思います

介護保険というのは3年に1回、報酬や制度が大きく変わります

次回の改定は平成27年4月から施行なのですが

目玉?の一つとして、要支援と要介護のサービスを

切り離してしまうということが挙げられています

詳しい内容についてはここでは省略しますが

簡単に言ってしまえば、1年半後には

今まで一緒に過ごしていた要支援の方と要介護の方が

別々のサービスを利用することになって離れ離れに

なる可能性が極めて高いということです

冒頭の利用者の方の発言は上記の事が不安になってのものです

ここで発言したところで大きく何かが変わるわけではありませんが・・・

正直言って現場を知らない人間が考えそうな発想かなと思います

確かに「予防」は大切かもしれません

要支援または要支援の前の段階の心身の状態のうちに

リハビリを行うことで効果が出ることも事実かもしれません

実際にリハビリに特化したデイが増えていることからも

時代の流れなのかなとも思ったりします

でも・・・

ここで繋がって支えとなる交友関係を築けた要支援と要介護の方達は

一体どうなるのでしょうか?

そもそも認定結果だけでこのように発言したり物事を考えていくのも

どうなのかな・・・と介護保険創設当時から強く感じています

まずリハビリありき、予防ありきの考えもどうなのかなと思います

いつまでも歩ければいい、人のお世話にならなければいい・・・

の前に皆さん一人ひとりがどのように生きていきたいかではないでしょうか?

自分で買い物に行けるようになりたいからリハビリを頑張る方もいれば

様々な疾病で歩く事に苦痛を感じる方もいて、リハビリを頑張るのではなく

車椅子を押してもらってでも買い物に行って楽しみたいという方もいます

もちろん、交流や外出自体を望まず、デイサービスに行かないで

のんびり過ごしたい方もいます(私はそういう老後を望む一人です(笑))

要支援だから、要介護だからではなく、みんな様々な生き方を持っているので

リハビリに特化したデイはあくまで大切な選択肢の一つとして充実を図り

のんびり過ごしたい、好きな歌を歌いたい、手作業をしたりお茶のみしたい

そういった考えを持つ要支援の方も通えるようなデイが存続できる事を

強く願います

だから冒頭のような発言が出るわけで・・・

今までにも現場が働きかけていく事で制度が廃止になったり

先延ばしになったことも少なくないので、そうなっていけたらいいなと

思っています!

朝からくどくてすみません・・・(って誰も読んでないか(笑))

今日も1日楽しんで過ごしましょう!

CIMG7789この先もこうして一緒に・・・!

 

 

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