福島での研修を終えて

※こちらは水曜日の「魚釣りゲーム」の様子☆ ※たくさん釣れましたか?(^^) ※続いて昨日の「輪投げ」の様子☆   ※自然と笑みがこぼれますね(^^) ※そして今日の「音楽リズム」☆ 「もみじ」の歌を手話つきで(^^) ※今日は行事食です(^-^)

こんにちは、林です

昨日、一昨日と福島県に研修に行っており

不在でした。ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした

2日間現場を切り盛りしてくれたスタッフの皆さんや

研修に快く送り出して下さった施設長には

心より感謝しております

というわけで冒頭から一気に3日間のレクのご紹介しました

今日も皆さん笑顔で過ごされています(^^)

少し話が逸れますが昨日までの福島県での研修の話を少しします

一昨日水曜日は老人福祉施設協議会の全国大会に出席し

分科会でデイサービスについてや様々な取り組みについての発表を聞きました

このあたりはまた後日に話をするとしまして

昨日視察ツアーに参加した時の話を少しだけさせて頂きます

昨日はオプショナルツアーで福島県南相馬市小高区の施設を訪問しました

その施設は特別養護老人ホームとグループホームがあるのですが

東日本大震災による被災と原発事故の影響で

現在でも休止中の施設でした

施設の方は改修工事も済んでいつでも利用が可能な状態なのですが

原発事故の際に20km圏内に入っていたので避難命令が出て

神奈川横浜市の施設にご利用者も職員も移動して

そこからさらに2次避難3時避難という形で全国の施設に分散して

入所者の方が移動した経緯がありました

そしてこちらの施設がある南相馬市小高区というのが

去年の7月にようやく帰還の許可が下りた地域で

現在でも除染作業が行われている地域です

人口が1万2千人のうち戻ってこられた方は2千人弱に留まり

そのうち半数超が高齢者とのことでした

そして施設で働く職員の中でも中核的な位置にいた

30代40代の中堅職員の多くが、小さなお子さんがいたり等で

放射能の影響で退職、転居されてしまった関係で

職員が揃わず再開の見込みが立っていないとのことでした

知らず知らず風化させていた部分がある自分を恥じましたが

まだ復興は道半ばですし、施設までの道中に帰還が認められない

無人の民家やお店が立ち並ぶ地域や

汚染土が積まれた保管場所があちこちありました

未だふるさとに帰れない未だ人が住むことができない

そんな場所がまだ多く残っているということ

そしてみはま苑と同じ特養の中で上記のような施設があるということ

本当に色々と考えさせられました

人不足と言われてる福祉業界ですが

施設の再開すらままならない地域もあること

そしてやる気のある有能な職員の方が

震災のストレス等で離職を余儀なくされていること

本当に言葉が出ませんでした

自分自身が今の仕事で本当に全力を尽くしているのか

このままでいいのか等々考えさせられました

皆さんの心の中にも東北地方や熊本等の被害に遭われた地域のことが

残っているとは思いますが、今一度自分ができることはないか

少しでも考えるきっかけになったなら幸いに存じます

来週もみはま苑デイサービスを宜しくお願い致します

ではまた来週